柿の葉寿司総本家・平宗の吉野本店です。奈良吉野名産の寿司・柿の葉すしや鮎すしをお作りしています。

献上鮎すし

鮎イメージ

縁起

『日本書紀』に、神武天皇や神功皇后が鮎によって戦の吉兆を占ったとの逸話があるように、鮎は古来より「縁起の良い魚」とされてきました。

江戸時代には諸大名から将軍家への献上品として鮎の鮨が好んで用いられています。

桜鮎

中でも、奈良・吉野川の桜の花びらを食べて育ったという天然の鮎は格別の味とされ、当時、吉野の村々より毎年、鮎鮨が京都御所に献上されていました。これは「釣瓶鮓」と呼ばれ、浄瑠璃『義経千本桜』にも登場する有名なものです。

献上した際のチラシ

無上之光栄

この鮎鮨について、昭和26年11月、私たち平宗にとって忘れられない出来事がありました。

昭和天皇陛下が奈良大和路を御巡幸なされた折、吉野の名物として、お食事に当店の鮎鮨を献上させて頂いたのです。

当時のパンフレットには、「賜無上之光栄」と題し、
「この無上の光栄に感激致しまして愈々(いよいよ)調味調理に一層専念努力いたし以て多年の御愛顧に酬ひたき決心で御座います」
と、ほとばしる喜びがつづられています。

当時の料理人たちが、どれほど大きな感激と誇りを抱いたことか、想像に難くありません。

献上鮎すしイメージ

継承

私たちは、ご献上差し上げた鮎鮨を「献上鮎すし」と名付けました。

「献上」の二字を目にするたび、胸にこみ上げるのは、先達の心意気です。
陛下が召される献上品を料理する、そのプレッシャー、そして一品にかける思いの強さは大変なものだったでしょう。

「平宗の名にかけて、決して粗相があってはならない」
そんな、鬼気迫るほどの厳しさが彷彿とし、身を引き締めずにおれないのです。

平宗の全スタッフが、この当時の心意気を今に忘れず、すべてのお客様に、同じ思いで料理を供するべく精進してまいります。
一子相伝の味と、受け継がれし心を、ぜひ当店でご堪能ください。

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